高周波治療
高周波治療は、電気メスを応用した装置であり、出力や通電時間を調整可能にした機器です。
感染した歯の根管の治療や歯周病など高周波による歯周組織の滅菌、活性化、再生に有効です。
最近では高周波非接触照射法が試みられ、高周波治療研究会には顎関節症や三叉神経痛、口腔乾燥症などの口腔顔面領域に起こる症状に対しても有効であったとの報告も多数寄せられはじめています。
どんな症状に効くの?
- ① 顎関節症
- ② 歯周病治療(レーザーが届かない範囲)
- ③ 知覚過敏
- ④ 治療で金属を詰めた後の痛み
治療方法
- 顎関節症
- 高周波治療器に専用のアタッチメントを装着し顎の痛みのある部分に約3分~5分ほどあてることで 疼痛が緩和できます
- 歯周病(レーザーの届かない部位)
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高周波治療器にペリオチップという専用の
アタッチメントを装着し、歯茎の痛みのある部位に
入れます。
最初は週2回くらい、次の週から週に1回くらい その後2週に1回くらいのペースで治療します。 - 知覚過敏症
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専用アタッチメントを装着し、知覚過敏の部位へ
1回約0.2~0.4秒、100回~200回あてます。
約30~1分くらいでほとんどの痛みは消えます。 - 治療後(詰め物をした後)の痛み
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専用アタッチメントを装着し、痛みのあるの部位へ
高周波をあてます。
ほとんどの痛みは消えます。
特に金属の詰め物をした場合の痛みに効きます。